2.灰桜、猩々緋(しょうじょうひ)、錆納戸、媚茶。
3.シアホワン、ロウホン、アルチュー。
と聞いて、何のことだか分かりますか?
<答え>
1は、フランスの伝統色。2は、日本の伝統色。3は、中国の伝統色。
そう、“色の名前”なのです。
いずれも、伝統色といわれる、DIC株式会社提供の色見本サンプル帳にある、印刷インキの名前です。
私が、この伝統色の存在を知ったのは、印刷業界に入り、数年後でした。
きっかけは、弊社お取引先のアクユード社の印刷物作成のお手伝いをさせて頂いたときでした。
この見本帳には、個性的な名前、表現の“色”が、数百種類以上も掲載されています。
その中には、それぞれの“色”の由来、背景が説明されていて、非常に興味深く、読んでいて楽しいです。
例えば、
猩々緋(しょうじょうひ)は、『江戸時代の初期、かいがら虫から取った色素。から由来』
憲法色は、『時の剣術士、吉岡憲法の着ていた武道着に由来』
ニゼルは、『くろたね草の色。俗名、ヴィーナスの髪の毛』
サアラは、『世界最大の砂漠、サハラ砂漠の砂の色』
トメットは、『南フランス特有の赤煉瓦の色』
という感じです。
こだわりのある商品のパンフレット、会社のテーマカラーなどに、利用、応用すると印刷物にも個性が生まれます。
なんとなく選ぶのではなく、こだわりの印刷物作成の際には、プレスマンに是非、ご一報を。
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