先日、久しぶりにフィルムを出力する機会がありました。
自社にはフィルムセッターがないので出力屋さんにお願いしました。
フィルム出力が終わった後、クライアントから再修正が入り再出力を数枚依頼しました。
ところが、再校了をとっている間に他の仕事の関係上、セッターの『スクリーン線数』を変更していたらしく再出力を依頼した物に関係する物すべてのフィルムを念のため再出力します。とのことでした。
出力屋さんが何故すべてのフィルムを念のために再出力したか、みなさんはお分かりになりますか?
それは『スクリーン角度』が関係しているのです。
印刷物をルーペで見た事がある方はご存知だと思いますが、『網点(その他の表現としてはスクエアドットまたは点など)』の規則正しく並んだ大小の点によって階調が形成されます。
『網点』が規則正しく並んでいる為に4色のフィルムは1色ごとに網点の角度を変え出力されます。
この『角度』が同じ角度や近い値の角度で出力をすると『モアレ』が発生してしまうのです。
余談ですが『モアレが出ない方法はないの….』
このモアレを発生させ無いものが1980年代に開発されました。それは『FMスクリーン』です。
こちらの場合は、『網点』の大小ではなく不規則な点の集合によって形成されます。
主に、美術印刷や写真イメージを大事にしたいクライアントに注目されております。
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