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AWSを使ってみよう!(その14) - CloudFront キャッシュ統計レポート

前回の続きです。。。

<前回の記事>
AWSを使ってみよう!(その13) - CloudFrontの設定(S3 + CDN)
http://www.pressmantech.com/tech/aws/4025

前回は、CloudFrontの設定を行いました。

CloudFrontが使えるようになると、
『CloudFront キャッシュ統計レポート』
を閲覧出来ます。

CloudFront キャッシュ統計レポート
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonCloudFront/latest/DeveloperGuide/cache-statistics.html

それでは確認してみましょう。。。

1.CloudFrontのメニューから、Cache Statisticsを選択します。

2.検索を指定出来ます。

3.レポートは5種類です。

※データが無いのでさみしいですね。

公式ページでの説明は、以下のとおりです。

1)Total Requests
リクエストの総数が表示されます。

2)Percentage of Viewer Requests by Result Type
ヒット、ミス、エラーの割合が表示されます。

3)Bytes Transferred to Viewers
Total Bytes - CloudFront からビューアに提供される合計バイト数。
Bytes from Misses - エッジキャッシュに存在しなかったオブジェクトのビューアに提供されたバイト数。

4)HTTP Status Codes
HTTP ステータスコードごとのビューアリクエストが表示されます。

5)Percentage of GET Requests that Didn't Finish Downloading
リクエストされたオブジェクトのダウンロードが終了していない、ビューアの GET リクエストの割合が表示されます。

例えば、Start Date、End Date、Granularityを変更して。。。検索すると

こんな感じになります。

注意としては、60日分だけのデータの保存となります。

Amazon CloudFront
https://aws.amazon.com/jp/cloudfront/

以下にAWSがアピールしているメリットを記します。

耐久性
オブジェクトの 99.999999999% の耐久性を実現するように設計されています。
http://aws.amazon.com/jp/s3/details/#durability

低コスト
お支払いは必要な分だけ。最低料金や前払い料金はありません。
http://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

可用性
Amazon S3 は、1 年でオブジェクトの可用性が 99.99% になるように設計されています。

安全性
Amazon S3 は、SSL でのデータ転送と、アップロード後のデータの自動暗号化をサポートします。
http://aws.amazon.com/s3/details#security

イベント通知の送信
Amazon S3 は、オブジェクトがアップロードされたときにイベント通知を送信できます。
https://aws.amazon.com/s3/details/#events

高性能
Amazon S3 は、ネットワークのスループットと回復性を最大化するのに役立つマルチパートアップロードをサポートし、
エンドユーザーに近い AWS リージョンを選択してデータを保存することでネットワークレイテンシーを最小にできます。
また、Amazon S3 は、レイテンシーが短く、データ転送速度が速く、最低使用料のないエンドユーザー向けの
コンテンツ配信ウェブサービスである Amazon CloudFront と統合されます。

統合済み
Amazon S3 はその他の AWS サービスと統合されているため、Amazon S3 のデータを簡単にアップロード/ダウンロードでき、
さまざまな AWS サービスを使用するソリューションの構築が容易になります。
Amazon S3 の統合には、Amazon CloudFront、Amazon Kinesis、Amazon RDS、Amazon Glacier、Amazon EBS、Amazon DynamoDB、
Amazon Redshift、Amazon Route 53、Amazon EMR、AWS Lambda が含まれます。

使いやすさ
Amazon S3 は、ウェブベースの管理コンソール、モバイルアプリケーション、完全な REST API や SDK と合わせて使用でき、
サードパーティ製のテクノロジーと統合するのも簡単です。