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WordPress 5.5 beta3を使ってみる

この記事は2年以上前ですので、内容が古い可能性があります
5.5 Beta3が出ました。
今回のアップグレードの目玉はブロックエディターの大きな改修になるようですが、あまりその辺りには触れないで使ってみようと思います。
参考にしたのは、以下のNaoko Takano氏の日本語訳になります。

画像の遅延読み込み

画像の遅延読み込み(lazy-load)がサポートされるようになりました。投稿に貼り付けた画像にはloading属性が付与されます。
これにより、PageSpeed Insightsのスコア(Time To Interactive)の改善が期待できます。

ログイン失敗を示す振動アニメーションが、prefers-reduced-motion メディアクエリーでのユーザーの選択を尊重するようになりました。

ログイン失敗したときのフォームの振動がOSのreduce要求に従って、揺れる/揺れないをユーザーが選択できるようになりました。 CSSにreduceの記述が追加されてますね。
@media (prefers-reduced-motion: reduce) {
    .login form.shake {
        animation: none;
        transform: none;
    }
}

フロントページで、カスタムロゴをフロントページにリンクしないようにしました。

元々、homeへのリンク(aタグ)になっていたのがspanタグに変わってました。
5.4.2
5.5 beta3

ボタンをクリックするだけで、メディア画面やモーダルダイアログでのリンクをコピーできるようになりました。

意外と画像のURLをコピーする機会が多いので、これは地味に便利機能な気がします。

XML サイトマップ

これまではサイトマップを生成するサードパーティープラグインやSEO対策用プラグインで出力していたXMLサイトマップですが、ついにコアに実装されました。 パーマリンク設定次第ですが、基本は home_url( '/?sitemap=index' ); でアクセスできます。
既にサードパーティープラグインや独自でXMLを出力している場合は、こちらの機能を無効化する必要があります。
以下の2つの方法で無効化できるようです。
add_filter( 'wp_sitemaps_enabled', function( $is_enabled ) {
    return false;
}, 10 );

または

remove_action( 'init', 'wp_sitemaps_get_server' );

jQueryのバージョンアップ

Beta3には入ってませんでしたが、jQueryのバージョンアップがロードマップに組み込まれてます。
テストプラグインをインストールして準備しておけ、とのことです。

所感

コアのアップグレードのタイミングでBetaを試すというのは、以前はあまりやってこなかったのですが、5系になってからの進化の速度が尋常じゃないので、最近は人柱になるべくやるようになりました。
今回はブロックエディターの大改修が目玉になるわけですが、それ以外の部分の変更も割と多く、私の頭が追いついていくにはもう少し時間が掛かりそうです。。
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