世界が沸き立ったAmazon Prime Day

少し前ですが、恐らく、世界で知らない人がいないくらいの大イベント
Amazon Prime Day が、
さる、2019年7月の15、16日の2日間行われました。

これを読んで頂いている方の中にも、Amazon Prime Dayに
どっさり色々購入された方がいるのではないでしょうか?

弊社のインフラにはAWSを使用しており、
AWSにお世話になっている身としては、
まさにこの記事のようなインフラどうやってた!というのは
非常に気になる所でした。

AWS が支えた Amazon プライムデー 2019

世界中から大量のアクセス

弊社で運用させて頂いているサイトの中にも、
キャンペーン等で、一時的に高アクセスを予定する事もあります。

予想外の負荷がかかる場合もあるので、その場で、
ネットワークアクセス負荷が大きければ、EC2のインスタンスサイズ変更したり、
トランザクション処理の負荷が大きければ、RDSのインスタンスサイズ変更して
四苦八苦しながら対応しています。

今回、1億7500万点以上の商品が売れたとも言われている、Amazon Prime Day。

当日、日本国内だけでなく、まさに世界中から大量のアクセスと、
大量のトランザクション処理が発生したにも関わらず
「サイトがなかなか繋がらない」「処理が終わらない」
などの話は、世界のどこのニュースでも殆ど耳にしませんでした。

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AWSの高い技術力で支えられていたインフラ

リンク先のコメントで、AWSのチーフエバンジェリストJeff Barr氏が
今回のAmazon Prime Dayを乗り切った3つのインフラについて軽く紹介していました。

■Amazon Prime Video のインフラ

Primeメンバー限定の生配信イベントが行われたそうですが、
AWS Media Services群を駆使して
約200カ国以上の視聴者に向けてライブ配信を行ったそうです。

弊社の案件には動画系がないので詳細な技術情報は読んでないのですが、
それだけの生配信イベントを乗り切っただけでも
かなりの配信技術をもったインフラだという事が伺えます。

動画配信サービスに関連している方は、
AWS Media Services
色々見てみては如何でしょうか?

■AWS Database のインフラ

DBに関しては、Amazon AuroraAmazon DynamoDBを併用したそうです。

DynamoDBは、キー設計に考慮が必要だったり、絞り込み条件による検索は出来ないのですが、
一般的なリレーショナルデータベースと比べると、
データ保全性、負荷分散能力が高いので、今回のような大量リクエストを処理するには適しています。

商品の在庫状況表示等は、DynamoDBを使ったのかもしれないですね。

プライムデーの 48 時間で、これらのソースは DynamoDB API に 7.11 兆回の呼び出しを行い、
ピーク時には 1 秒あたり 4,540 万件のリクエストに達しました。
(※ページ上部の「AWS が支えた Amazon プライムデー 2019」のリンク先の文章より抜粋)

数値からも、DynamoDBの性能の高さが伺えます。

一方のAuroraの方も、以下のリンク先の文章より抜粋にあるように、
かなりの量のトランザクション処理を行ってました。

プライムデーには、1,900 のデータベースインスタンスが 1,480 億のトランザクションを処理し、
609 テラバイトのデータを保存し、306 テラバイトのデータを転送しました。
(※ページ上部の「AWS が支えた Amazon プライムデー 2019」のリンク先の文章より抜粋)

テラバイトというデータ単位を見たのは、
過去にPCが壊れた時の空き容量がバグった時以来です。
もう、ここまで来ると雲の上の世界がしますね。

■Amazon Compute のインフラ

プライムデーの開始時に、約37万2000台を用意し、
トランザクション処理のピーク時には、約42万6000台のEC2を動かしたそうです。

それだけの台数となると、AWSの管理コンソール上だと管理しきれないので、
きっと、コマンド+専用のツールか何かを用意したのかもしれないですね。

EC2のボリュームもAmazon Elastic Block Storeを使って拡張して、
下記の様に大量のリクエストを処理したようです。

チームは、プライムデーの前にさらに 63 ペタバイトのストレージを追加しました。 
その結果、フリートは 1 日あたり 2.1 兆のリクエストを処理し、1 日あたり 185 ペタバイトのデータを転送できました。
(※ページ上部の「AWS が支えた Amazon プライムデー 2019」のリンク先の文章より抜粋)

2018年の7月のAmazon Prime Dayでは、アクセス障害が一部で発生していたので、
今回は、細心の注意を払って対応していたのかもしれません。

その甲斐あって、今回は、アクセス障害等の話題は上がらなかったので、
そういった点からも、AWSサービスの能力の高さが伝わってきました。

まとめ

自分が昔新人だった頃、先輩からこう教わりました。

「1000人が一斉に使う事をイメージして設計すれば、
その機能が運用に耐えられるか想像しやすくなるよ」

先日のブログでも紹介しましたが、
大量のデータが溜まってから対応するのは
結構骨が折れます。

第3部 会員管理プラグイン「Simple Membership」の会員限定記事に関する課題

まだ、大規模サイト構築をされた経験の少ない方は、
Amazon Prime Dayの裏側を見てみると
今後の参考になるかもしれません。

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